下肢(股・膝・足)
頚椎固定術
頚椎前方固定術
当院では1~2椎間に限定する「椎間板ヘルニア」などに対して実施しております。のど側より頚椎に侵入し、神経圧迫除去、ヘルニア摘出とともに、当該椎間を椎体間ケージやプレートで固定いたします。「腸骨」という腰骨より椎体間ケージ内に骨移植を行うため、その部分にも約2~3cmの傷が付きます。1か所の固定であれば1時間弱で手術は終了、同日麻酔が覚め次第、歩行や食事も許可しております。頚椎後方手術より、脊椎に付着する筋肉組織の損傷が極めて少なく、出血や痛みの少ない優れた方法です。
頚椎前方固定術術後MRI |
頚椎前方固定術術後X-p正面 |
頚椎前方固定術術後X-p側面 |
頚椎前方固定術術前MRI |
頚椎後方固定術
頚椎前方固定術はその侵入経路より、あまり長い範囲の固定には適しません。後方固定術にはそのような制限はなく、理論的には脊椎すべてを処置することも可能です。関節リウマチや腫瘍性疾患、特殊な変性疾患など、長い範囲で脊椎の安定化、固定が必要な時に実施します。ただ、頚椎というその他の部位の脊椎よりも「骨のサイズが小さく」、「構造的に複雑な骨」に対して、スクリューなどの固定具を挿入するため、難易度が高く、患者さまもそれらのリスクを十分に理解された上で手術を受けられることが望ましいと考えます。
頚椎後方固定術術後CTC3 |
頚椎後方固定術術後CTC4 |
頚椎後方固定術術後CTC5 |
頚椎後方固定術術後CTC6 |
頚椎後方固定術術後CTT1 |
頚椎後方固定術術後CTT2 |
頚椎後方固定術術後CTT3 |
頸椎後方術後側面 |
頸椎後方術後正面 |
頚椎後方固定術術前MRI |
頸椎後方固定術術前x-p |